Adventskranz
皆さん、こんにちは!!
ミュンヘンの町も徐徐にですがクリスマスに向けての準備が
始まっています。
今日は、モダンなAdventskranzを2作品アップさせていただきました。
さて・・・・。
今年の第一Adventは12月2日です。
Adventとは、日本語では待降節と訳され
キリスト教で、クリスマス前の4週間。旧約の民にならい、主キリストの誕生を祝う準備の期間のことです。
そして、この待降節の環飾りをAdventskranzと言い、4本の蝋燭を立てた飾り物です。
待降節の日曜日ごとに1本ずつ火をともしていきます。
勿論古典的なAdventskranzというものもあります、
それは、緑のリースに4本の赤い蝋燭と赤いリボンというシンプルなものです。
意味としては、
先ずは蝋燭、この光を日曜日ごとに1本ずつ灯すことによりキリストの誕生を心待ちする気持ちを高めるといって意味あいがあります。
蝋燭の赤は、愛情を表し、特にキリスト教では神そしてイエス・キリストへの愛情を表します。
Kranz(リース)は、常緑樹を使用する事が多いですその意味あいとしては希望そして生命を意味し、Kranzを作る際、時計回りに作る事により永遠・終わりのないという意味合いもこめられています。
このAdventskranzのこの緑は、他にも意味があり
ヨーロッパのこの冬の時期、日が暮れるのも早く寒く暗い日々が続き、森の中にも静けさ
そして人々は物悲しさを感じる事からこの緑のKranzを家に置くことにより自然の生命を感じる事ができるのです。